Interview

対談インタビュー
雄飛堂
経理部マネージャー
諸岡 徳久
雄飛堂
経理部
斉藤 成
雄飛堂
経理部マネージャー
諸岡 徳久
雄飛堂
経理部
斉藤 成

会社経営に欠かすことのできない、責任の大きな仕事

雄飛堂やTokyo Tea Tradingなど、各事業を支える経理部。縁の下の力持ちとして、会社経営に必要不可欠な役割を担っています。そんな経理部の諸岡さんと斉藤さんに、DXへの取り組みや、仕事のやりがいについて語ってもらいました。

各事業の経理業務を4名で担う

ーお二人のキャリアと、担当業務を教えてください

諸岡:私は会計事務所や不動産会社で経理を担当した後、2019年に雄飛堂へ入社しました。現在は決算資料の作成や給与の支払い、売上金の管理など、各事業の経理業務を担当しています。

斉藤:経理といっても業務は幅広く、会社のお金にまつわること全般ですよね。それこそ、経営企画にも近いような責任の大きな仕事です。

諸岡:そうだね。経理部には4名いるのですが、雄飛堂やTokyo Tea Tradingなど、全事業の経理を担当しているので、それぞれが経理のプロフェッショナルとして活躍しています。斉藤さんも前から経理の仕事をしていたんだよね?

斉藤:そうですね。もともとIT企業で経理の仕事をしていたのですが、当時は業務が定型化してしまっていたので、もっと幅広い経理の仕事をやってみたいと思っていたところ、Aeronautと出会いました。当社は多岐にわたる事業を展開していて、社員一人ひとりに任される業務の幅も広いですし、目先の利益より、お客様や患者様のことを第一に考えている会社だと感じたので、入社を決めました。

諸岡:今は経理業務のDX化を担当してくれているよね。

斉藤:諸岡さん同様、基本的な経理周りの仕事を行いつつ、経理業務を効率化するためのDX化を担当しています。4名と少ない人数で経理業務を担当しているので、スマート化が課題になっているんです。

現場の負担が軽減できるように

ー経理業務のDX化とは、具体的にどのようなことでしょうか?

斉藤:例えば薬局では請求書などを紙ベースで管理していることが多く、スタッフが全て手作業で行わなくてはならないため、業務が煩雑化してヒューマンエラーが起きることもあります。そうしたものをデータ化し、システムで連携させることができれば、現場も私たちも作業工数を減らすことにつながります。

諸岡:DX化が実現できれば、経理業務を削減できることはもちろん、他部署のシステムにも活用して、会社全体の業務効率化につながるんじゃないかと思います。

斉藤:ただ、DX化はそれ自体が目的ではなく、業務負担の改善、効率化、スピード化などがゴールです。DX化を進める過程で、現場に混乱が生じてしまっては本末転倒ですので、しっかりとフォローしながら全体を最適化していきたいです。

諸岡:DX化は、経理部だけで進めることはできないよね。薬局や工場など、経理が関わる全ての部署、スタッフの協力があってこそ、成し遂げられるものです。なので、社内のさまざまな人とコミュニケーションを取り、一緒に推進していくことが大切ですね。

斉藤:現場のニーズをしっかりと拾いながら、効率化を進めていきたいと思います。

フラットな関係の組織づくり

ーそんな経理部で働くことのやりがいは、どんなところで感じますか?

諸岡:経理の仕事は、会社に直接の収益をもたらすものではありません。しかし、扱う数字は会社経営を左右するほど重要であり、欠かすことのできないものです。その影響力・責任の大きさを感じながら職務にあたることは、醍醐味であると思います。

斉藤:DX化を含めた業務の改善に取り組み、作業の効率化ができるのは、この仕事の面白いところです。また諸岡さんのおっしゃる通り、当社の経理が扱う数字は、会社全体の経営にも関わります。そんなダイナミックな仕事に携わることができるのは、雄飛堂ならではのやりがいですね。

諸岡:斉藤さんは情報処理能力が高く、業務の効率化などもスイスイ進めてくれるので、非常に助かっています。上司という立場ではありますが、上下関係はなく、互いに苦手なところを補い合いながら、業務が回るようになっているかなと思います。

斉藤:ありがとうございます。諸岡さんが、話しやすい雰囲気を作ってくださっているので、すごく働きやすいです。

諸岡:私としては、メンバー全員がフラットな関係でいられるように心がけています。上下関係が生まれると息が詰まってしまいますから、他愛もない話をしてガス抜きができるように努めていますね。

経理の数字が経営判断につながる

ー今後の目標をお願いします

斉藤:経理の仕事を通じて経営陣の判断の一助となるような資料を作ったり、業務の効率化で他部署をサポートできるようになりたいと思っています。

諸岡:私も期待しています。

斉藤:まだまだ知識、経験が足りていないと感じる場面もあるので、機会があれば色々な業務にチャレンジしていきたいなと思っています。諸岡さんはいかがですか?

諸岡:経理部は部長と私がマネジメントをしていて、メンバーが斉藤さん含め2名います。それぞれの業務を固定化するのではなく、流動的に仕事をシャッフルしながら、役割を補い合える組織にしていきたいです。誰かが欠けたとしても、仕事の質を落とすことなく進められるようになると思います。

プロフィール

諸岡 徳久
会計事務所や不動産会社を経て、2019年に入社。経理部のマネージャーとして、各事業の経理業務を取りまとめる役割を担っている。
斉藤 成
IT企業の経理部を経て、2023年に入社。経理業務全般を行いつつ、DX推進担当として紙ベースの仕事をデジタル化し、効率的な業務遂行を目指している。