Interview

対談インタビュー
雄飛堂
経理部
諸岡 徳久
雄飛堂
経理部
伊藤 晴香
雄飛堂
経理部
諸岡 徳久
雄飛堂
経理部
伊藤 晴香

会社経営に欠かすことのできない、責任の大きな仕事

雄飛堂やTokyo Tea Tradingなど、各事業の経理業務をまとめる経理部。目立たないながらも、会社経営に必要不可欠な仕事です。そんな経理部の諸岡さんと伊藤さんに、DXへの取り組みや、仕事のやりがいについて語ってもらいました。

各事業の経理業務を5名で担う

ーお二人のキャリアと、担当業務を教えてください

諸岡:私は会計事務所や不動産会社で経理を担当した後、2019年に雄飛堂へ入社しました。現在は決算資料の作成や給与の支払い、売上金の管理など、各事業の経理業務を担当しています。

伊藤:会社のお金にまつわること全般ですよね。

諸岡:そうだね。経理部員は5名いるのですが、雄飛堂やTokyo Tea Tradingなど、全事業の経理を担当しているので、それぞれが経理のプロフェッショナルとして活躍しています。伊藤さんも前から経理の仕事をしていたんだよね?

伊藤:そうですね。私は大学時代に会計学を学んでいて、新卒で菓子メーカーに入社し経理を担当していました。3年ほど勤務した後、2021年に当社へ入社しました。とても勢いのある会社で、面白そうだったのが決め手です。入社してすぐは経営企画部に配属となり、毎月の業績管理や、経営層への報告資料の作成などを行っていました。経理部に来たのは2023年の6月からですね。

諸岡:今は経理業務のDX化を担当してくれているよね。

伊藤:諸岡さん同様、基本的な経理周りの仕事を行いつつ、経理業務を効率化するためのDXを担当しています。5名と少ない人数で経理業務を担当しているので、スマート化が課題になっているんです。

業務負担を半分にすることを目標に

ー経理業務のDX化とは、具体的にどのようなことでしょうか?

伊藤:例えば薬局では請求書などを紙ベースで管理していることが多く、スタッフが全て手作業で行わなくてはならないため、業務が煩雑化してヒューマンエラーが起きることもあります。そうしたものをデータ化し、システムで連携させることができれば、現場も私たちも作業工数を減らすことにつながります。

諸岡:伊藤さんが目指しているDXを実現できれば、業務負担は半分くらいになるんじゃないかな?

小室:大幅に削減できることは間違いないですし、社内でDXの成功事例を一つつくることができれば、他の部署でも活用できるかもしれません。そうすれば働き方の改善や、全体的な業務の効率化にもつながると思います。

諸岡:一方で、そうしたDX化は経理部だけで進めることはできません。薬局や工場など、経理が関わる全ての部署、スタッフの協力があってこそ、成し遂げられるものです。なので、社内のさまざまな人とコミュニケーションを取り、一緒に推進していくことが大切ですね。

メリハリのあるフラットな組織

ーそんな経理部で働くことのやりがいは、どんなところで感じますか?

諸岡:経理の仕事は、会社に直接の収益をもたらすものではありません。しかし、扱う数字は会社経営を左右するほど重要であり、欠かすことのできないものです。その影響力・責任の大きさを感じながら職務にあたることは、醍醐味であると思います。

伊藤:私の場合、経営企画部にいたときは、経理部から上がってきた数字を取りまとめ、経営層へ報告する仕事をしていました。いざ経理の立場に立ってみると、請求書の数が多いと大変なことや、数字が合っているかを確認する作業は体力を使うことなど、別の視点から課題を感じるようになりました。そうした中で、業務の効率化を行い、仲間の負担を軽減できるようになれば嬉しいですね。

諸岡:ミスできない大事な数字を扱う仕事だから、緊張が張り詰める瞬間はあるよね。

伊藤:そうですね。ただ、普段は和気あいあいとした雰囲気の部署なので、メリハリがつけられていると思います。

諸岡:私としては、メンバー全員がフラットな関係でいられるように心がけています。上下関係が生まれると息が詰まってしまいますから、他愛もない話をしてガス抜きができるように努めていますね。

DXで仲間の業務を効率化できるように

ー今後の目標をお願いします

伊藤:まずは現在取り組んでいる経理業務のDX化を完了させて、みんなの業務を軽くしたいですね。

諸岡:私も期待しています。

伊藤:それが実現できれば、属人的な業務をシステム化できるので、新しく入ってくるメンバーがすぐに仕事をこなせるようになると思います。諸岡さんはいかがですか?

諸岡:経理部は部長と私がマネジメントをしていて、メンバーが伊藤さん含め3名います。その3名をシャッフルし、それぞれの仕事を覚えてもらうことで、補い合える組織にしていきたいです。マネジメントを行う私も3名をサポートできるので、誰かが欠けたとしても、仕事の質を落とすことなく進められるようになると思います。

伊藤:DXのことなら、私が教えますね!(笑)。

諸岡:助かります(笑)。デジタル分野は私もまだまだなので、教えてもらいながら身につけていきたいですね。

プロフィール

諸岡 徳久
会計事務所や不動産会社を経て、2019年に入社。経理部のマネージャーとして、各事業の経理業務を取りまとめる役割を担っている。
伊藤 晴香
菓子メーカーを経て、2021年に入社。経理業務全般を行いつつ、DX推進担当として紙ベースの仕事をデジタル化し、効率的な業務遂行を目指している。