Interview

対談インタビュー
雄飛堂
薬局事業部部長
米山 重太郎
雄飛堂
薬局事業部リーダー
渡邊 蘭子
雄飛堂
薬局事業部部長
米山 重太郎
雄飛堂
薬局事業部リーダー
渡邊 蘭子

ポジティブに働くことのできる、温かい薬局事業部を

雄飛堂薬局の運営を司る薬局事業部。そこを率いる人たちはどのような考えを持っているのでしょうか。薬局事業部長の米山さんとリーダーの渡邊さんに、仕事のやりがいや、後輩への想いを語ってもらいました。

マネジメントする立場でも、現場を体感することが大切

ーお二人のキャリアと、担当業務を教えてください

米山:私が入社したのは2001年です。それまでは製薬メーカーでMRをしていました。20年以上経ち、社内ではだいぶ古参の社員になってしまいましたが、当時は社員数も今の半分以下だったと思います。会社の成長とともにキャリアを積んでいき、店長やエリアマネージャーを経て、現在は薬局事業部長を務めています。

渡邊:大ベテランですから、米山さんに聞いて分からないものはないと思います。

米山:ハードル上げないでよ(笑)。なので、昔から雄飛堂薬局を知る者として、そして薬局事業を司る事業部長として、メンバーたちが働きやすい環境を構築することが私の役割です。渡邊さんはどう?

渡邊:私は2012年に入社しました。店舗スタッフや店長を経験し、2022年からチームリーダーとして、担当エリア9店舗のマネジメントを行っています。具体的には、各店舗の店長やスタッフと密にコミュニケーションを取り、現場を見ながら課題の改善に取り組んでいます。マネジメント層である米山さんや経営陣と、現場のスタッフの間に立って、円滑な店舗運営をリードするのが私の役割ですね。

米山:渡邊さんは時々、店舗スタッフとしても勤務してくれているよね。

渡邊:現場の課題や患者様のニーズって、実際に店頭に立たないと分からないことも多いんですよね。業務フローの不具合とか、患者様はこんなことで困っているなとか。だから私は、スタッフの一員としてお店に行って、現場を見ることを大切にしています。

米山:店舗あってこその薬局事業部なので、現場の思いを汲み取ることが大切。これは私も重要視している考えですね。

会社の成長とともに、多くの人に支えられていることを実感

ーそうした中で、薬局事業部で働くことのやりがいを教えてください

渡邊:経営層や米山さんが目指す目標を達成するため、現場から上がってくる要望を伝えていくことも私の仕事です。両者の架け橋となり、会社として良い方向に向かうと大きなやりがいを感じますね。ひいてはそれが、患者様へのより良いサービスにつながるのだと思います。

米山:渡邊さんのようなリーダーがいてくれるからこそ、私たちも現場の状況を見ながら色々な施策を考えられるんだよね。

渡邊:ありがとうございます。米山さんはいかがですか?

米山:私の場合は、入社から現在まで会社が変化していく様子を目の当たりにしているので、会社の成長が実感できる瞬間は嬉しいですね。例えば店舗数も倍増していて、関わる人数も増えている中で、目標としていた予算を達成できたとき。会社が大きくなると、ひとりではどうすることもできないことが多くなるので、沢山の人に支えられながら働けているんだなと感じますね。

渡邊:長く働いている、米山さんならではの視点ですね。

「まずやってみる」ことが大切。前向きにチャレンジしてほしい

ー薬局事業部を率いるお二人は、後輩たちにどのように育ってほしいと考えていますか?

米山:とにかく前向きでポジティブに、仕事を楽しんでほしいなと思います。取り組みたいことがあれば、まずはチャレンジさせてくれる風土があるので、どんどん意見を出してもらいたいですね。私は以前店舗で勤務していたときに、新店舗立ち上げの話を耳にしました。やったことのない仕事でしたが、とにかく挑戦してみようと思い手を挙げたところ、快く受け入れてくれました。恐れずに飛び込んでみたことで自分のキャリアが広がったように思います。

渡邊:ポジティブ思考は米山さんらしいですね。

米山:よく言われる(笑)。シビアに数字を求めていかなければならないこともあるのですが、私たちの事業は人々の健康をサポートする仕事です。大変意義のある役目なので、ぜひ前向きに、チャレンジできる人材になってほしいですね。渡邊さんも後輩を育てる立場だと思うけど、どうかな?

渡邊:米山さんのおっしゃる通りで、まずやってみる、というのが大切だと思います。私も店長に昇格するにあたって、当時の上司から打診されたときは不安が大きかったのですが、「チャンスがあるならトライしてみよう」と決断しました。なので、やってみたいことをどんどん声に出してほしいですし、私もしっかりと受け止めてあげたいですね

米山:まずは熱いハートを持ってほしいよね。これは、これから入社を目指す方々にも求めたいことで、高いスキルを持つ人よりも、素直で前向きなマインドを持った人と働きたいです。

渡邊:そうですね。チャレンジできる環境はあるので、「今の自分にできるか」ではなく「未来の自分は何がしたいのか」を考えてもらえたら嬉しいです。

メンバーがイキイキと働ける環境をつくる

ー今後の目標をお願いします

渡邊:私は担当する店舗のスタッフと密に連携を取る立場。彼らのことを深く知っているからこそ、しっかりとマネジメントを行い、より良い環境を提供したいと思っています。メンバー全員が、今より高い満足度で働けるようにすることが目標です。

米山:経験を重ねるとメンバーの成長も嬉しいよね。ひとりで仕事はできないし、私自身も支えてもらっているからこそ、メンバーの働く環境をしっかりさせたいと思うよね。

渡邊:米山さんはすごくポジティブな声かけをしてくださるので、気分が落ち込んでいるときでも元気が出ます。社員を大切にしてくれているんだなと実感できるので、私もそうした接し方ができるようになりたいです。

米山:何だか照れくさいな(笑)。渡邊さんは大丈夫だと思うよ。メンバーに対しても丁寧に接しているし、親身に寄り添っていると思う。

渡邊:そう思っていただけて嬉しいです。米山さんは今後、薬局事業部をどんな組織にしていきたいですか?

米山:温かみのある薬局事業部にしていきたいね。もちろんビジネスなので、数字はシビアに追わなければならないのですが、事業活動は人と人の信頼関係があってこそ成り立つものです。社員同士が支え合い、高め合っていける会社にしたいですし、その環境をつくるのが私の仕事です。

プロフィール

米山 重太郎
製薬メーカーのMRを経て、2002年に入社。薬局事業部長として、全体の目標管理やメンバーのマネジメント、医療機関との関係構築などを行っている。
渡邊 蘭子
調剤薬局勤務を経て、2012年に入社。リーダーとして、担当エリア9店舗の売上管理、シフト管理などを行い、円滑な店舗運営をサポートしている。