Interview

対談インタビュー
雄飛堂
薬局事業部副部長
山口 宗之
雄飛堂
薬局事業部リーダー
秋山 倫寛
雄飛堂
薬局事業部副部長
山口 宗之
雄飛堂
薬局事業部リーダー
秋山 倫寛

雄飛堂薬局のスタッフ全員が前向きに働ける職場を目指して

雄飛堂薬局の運営を司る薬局事業部。そこを率いる人たちはどのような考えを持っているのでしょうか。薬局事業副部長の山口さんとチームリーダーの秋山さんに、仕事のやりがいや、後輩への想いを語ってもらいました。

タッグを組むエリアマネージャーたち

ーお二人のキャリアと、担当業務を教えてください

山口:私は2015年に入社しました。もともと病院で勤務していたのですが、当時は入院患者の方への対応がメインだったため、日常生活に貢献できている実感を持ちたく、もっと人々の生活に密接に関わりたいという思いがきっかけでした。「地域の人々の幸せに貢献する」という会社としてのまっすぐな姿勢に惹かれましたね。現在は薬局事業部の副部長として、事業統括の補佐をしながら、チームリーダー(エリアマネージャー)として7店舗をマネジメントしています。

秋山:私は2001年の入社です。もともと別の調剤薬局で薬剤師として勤務していたのですが、雄飛堂のような勢いのある環境で仕事がしてみたいと思い、転職しました。入社後は薬剤師として店舗勤務を経験し、現在はチームリーダーとして、東京、埼玉、千葉の8店舗をマネジメントしています。

山口:担当する地域は異なりますが、同じチームリーダーの仕事内容は似通っていますよね。

秋山:そうですね。店舗のオペレーションから、シフトの管理、スタッフとの連携、売上管理、ドクターとの関係性構築など、仕事内容は多岐にわたります。人手が足りないときは、店舗で勤務するケースも。週に1回は各店舗を回るようにしているので、現場を自分の目で見ながらエリア全体に視野を向けています。

山口:同じエリアマネージャーなので、秋山さんとは1日1回は連絡していると思います。担当している店舗で起こった出来事や、患者さんからの要望など、些細なことも共有し合っています。

薬局らしくない薬局

ー薬局事業部の特徴や、強みを教えてください

秋山:特徴は風通しの良さだと思います。現場間の連携もそうですし、経営層との意思疎通もしやすいです。実際、店長が出した意見に経営陣が耳を傾け、その意見が採用されて施策として実現するケースもあったりするので、そうしたところでやりがいも感じやすいんじゃないかと思います。

山口:雄飛堂は良い意味で、薬局らしくないですよね。新しいことにも積極的に取り組もうとする会社ですし、また社長も若くて情熱的な人なので、高いモチベーションで働くことができています。秋山さんは20年以上雄飛堂にいらっしゃいますが、入社当時と比べて、変化などはありますか?

秋山:店舗数は数倍になっていますし、メンバーも増えて会社が大きくなりました。一方で、チャレンジングな姿勢や現場を大切にするという考え方は、私が入社した頃から変わらない企業風土なのかなと感じます。

山口:組織として成長しながらも、根底にある価値観が変わらないってのは素晴らしいですよね。

スタッフが幸せだからこそ、患者さんも幸せに

ーそうした中で、薬局事業部で働くことのやりがいを教えてください

秋山:患者さんの生活にダイレクトに関われるのはもちろん、私の場合は長く雄飛堂に勤めているので、後輩たちの成長というのもやりがいになっています。

山口:マネジメントをする立場になると、店舗やそこで働くスタッフたちの育成が面白く感じますよね。私はやはり、このチャレンジできる環境というのが、直接やりがいにつながっているなと思います。例えば当社では、オンラインで薬を受け取れるような仕組みも検討しており、時代の一歩先を行く薬局として、面白い仕事に取り組めています。

秋山:その一方で課題もあって、現場の人手不足は解決に向けて取り組んでいかなければなりません。採用を強化するとともに、入社してくれた人たちが、長くここで働きたいと思える職場にしていきたいですよね。風通しの良さは本当に魅力だと感じているので、あとはスタッフ一人ひとりの居場所を作ることが大切なのかなと思います。

山口:全員が前向きに、ポジティブに仕事に取り組める環境が理想です。特に薬局事業は、患者さんと向き合う仕事ですので、スタッフに余裕がなかったら、それは患者さんにも伝わってしまうと思うんです。スタッフが幸せだからこそ、患者さんにも幸せになってもらうことができる。そう考えると、まず私は自分が関わるスタッフ一人ひとりを大切にしなければならないですし、彼らのモチベーションが上がるように接していきたいなと思います。

現場に足を運び、会って話すことが大事

ー今後の目標をお願いします

山口:やはり地域の人々の幸せに貢献することが、この会社の目指すべき方向だと思いますし、私も微力ながらそこに関わっていきたいです。そうした意味で、先ほど言ったようなスタッフ、後輩たちの育成が大事になるのかなと思います。良い人材を育てることで、会社そして社会に貢献したいですね。

秋山:山口さんはスタッフと接するとき、心がけていることはありますか?

山口:何かを教えるとき、一方的に自分の考えを押し付けることがないように、相手の意見も聞きながら接するようにしています。相手の意見を聞いたうえで自分の考えを伝えて、選択肢をいくつか用意してあげる。そのうえで、スタッフが自分で考え判断できるようにしていますね。秋山さんの目標はどうですか?

秋山:会社なので、店舗として利益を上げていくことはもちろん大切なのですが、その根幹には、患者さん第一で物事を考え、スタッフ同士が助け合いながら運営していくことが大事なことなのかなと考えています。そして「ひとり一人が主役になれる」そんな店舗を作りたいです。

山口:具体的に、どんな工夫をされていますか?

秋山:スタッフたちと、直接会ってしっかりと話すことですね。今の時代、オンラインミーティングやチャットなどでもやり取りはできるのですが、それだけだと心と心を通わせるのは難しいように感じます。そのときの表情や声のトーン、雰囲気などは、会わないとわかりません。あとは、ちょっとした声かけとかが大事だと思っているので、現場に足を運ぶことを重視しています。

山口:会って、目を見て話すことって、大切ですよね。お互い、薬局事業部をより良くできるよう、頑張りましょう!

プロフィール

山口 宗之
前職での病院勤務を経て、2015年に雄飛堂へ入社。薬局事業部副部長として事業統括を行う傍ら、第6チームリーダーとして7店舗のマネジメントも担っている。
秋山 倫寛
他社の調剤薬局で薬剤師として勤務した後、2001年に雄飛堂へ入社。店舗勤務や人事部への配属を経て、現在は関東の8店舗を管理する第4チームリーダー。