吉村 拓巳
金森 和子
社員全員が前向きに働ける環境を作る
Aeronautには、今後どのような人材や組織作りが必要とされているのでしょうか。スタッフをサポートする人事部の吉村マネージャーと金森アシスタントマネージャーに、活躍できる人物像や目標としたい組織作りについて語ってもらいました。
連携しながら業務を進める
ーお二人のキャリアと、担当業務を教えてください
吉村:私は証券会社に17年勤務して、2023年に雄飛堂へ入社しました。前職でも人事課で給与関連の対応をしていました。雄飛堂でも、給与計算や退職金、確定拠出年金や、年末調整対応を担当しています。またマネージャーとして、人事部を統括し、人事制度を整える役割でもあります。
金森:私は1998年に新卒で雄飛堂薬局へ入社しました。入社後しばらく薬剤師として勤務していましたが、産休・育休を経てエリアマネージャーなどを任され、現在は人事部のアシスタントマネージャーとして、採用業務をメインに担当しています。
吉村:金森さんと私は、業務としては別の仕事に取り組んでいるのですが、例えば金森さんが採用した方の入社後の給与や社会保険の対応などは、私が引き継ぐことになります。なので、業務上で連携する場面は多いですよね。
金森:そうですね。あとは、残業で少し遅くなってしまったときなどは、「お疲れさま」という意味でお菓子を渡すという連携もあるかな(笑)。
吉村:たしかに(笑)。大事な連携ですね。
サポートし合う社風
ーAeronautの魅力はどんなところでしょうか
金森:まず真っ先に思い浮かぶのは、人柄の良さです。仕事をしていると、嬉しいこともあれば、大変なこと、つらいこともあります。ただ、そうしたハードルがあったときに、同僚や上司、先輩たちが相談に乗ってくれて、後輩たちもたくさんサポートしてくれました。困っている人がいたら助けてくれるような風土は、当社ならではの魅力だと思います。
吉村:丁寧で気配りができる方が多い会社ですよね。社員同士の仲間意識、連帯感も強いんじゃないかなと思います。そんなサポートし合う環境があるからなのか、金森さん含め、子育てをしながら活躍している方も多い印象です。
金森:育児をしながら働く社員が活躍できるのはもちろんのこと、様々なことにチャレンジして頑張っている社員をきちんと評価して、より一層成長を促せるような環境にしていきたいですね。
吉村:今後も制度を整えていき、社員が高いモチベーションを保ちながら、キャリアアップができるようにしていきたいです。
チャレンジに前向きな人が活躍できる
ー人事部として、今後求める人材を教えてください
吉村:課題に直面した時に向き合える、胆力がある人材を育てる必要がありますね。Aeronautは、調剤薬局という枠を超えてもっと地域に貢献できるよう変化している最中。その中で、好奇心を持って次のステップに進める人材を育てたいです。
金森:当社は会社として掲げているValueの中で「新しい価値を創造する為にチャレンジし続けます」という宣言をしています。実際に、社長をはじめさまざまな人が「もっとこんなことやってみようよ」と意見し合って、それを実行に移しています。どんどん新しいことに挑戦する環境を楽しめる人は、Aeronautで活躍できると思います。
吉村:そうですね。また顧客ファーストで考えられる人も大切だと思います。薬局であれば患者さん、台湾茶であれば取引先や最終消費者の人のことを考えて、仕事に取り組めれば、それが社会のため、会社のためになると思っています。
金森:いま社会は急速に変化しており、先を見通すのも難しい環境です。そうした社会で活躍していくためには、自分で考え、自分で行動していく人が求められています。
吉村:自立・自律していくという意識を持ちながら、仕事に取り組む人と働きたいですね。
やりがいを創出していきたい
ー今後の目標をお願いします
吉村:人事部の施策としては、人事評価制度の改善に取り組んでおり、頑張った人、成果を残した人がしっかりと評価される仕組みを作りたいと思っています。
金森:それが実現できれば、社員一人ひとりがやりがいを持って働けると思うんです。働いていて、「楽しい、面白い」と感じられるような組織がいいですね。
吉村:また個人的には、業務をDX化をして、今以上に「働きやすさ」を整えていきたいです。紙の作業や人の手に頼っている作業を、できるだけ改善できたらと思っています。担当者の知識だけに頼らず、業務のローテーションがしやすい環境作りをしていきたいです。「働きやすさ」を求めてもクオリティは保つことは必要。業務ノウハウは継続して勉強していきます。金森さんはいかがですか?
金森:私は薬剤師なので、ぜひ薬剤師たちのやりがいを創出できるような、新たな仕組みを作っていきたいです。例えば学会発表を行ったり、全体研修を実施したり。
吉村:薬剤師の学会発表は、何をするんですか?
金森:小児科や外科、内科などいろいろな分野で学会があるんです。その学会に入って研修を受けたり、患者さんと接する中で得られたものを論文として発表したりする機会があると良いかなと。薬剤師の人は勉強好きな人が多いので、インプットする機会はあるのですが、やはり知識・経験として体得するためにはアウトプットすることも大切だと思います。そんな機会を作りたいなと思っています。
吉村:事業分野や職種に限らず、社員全員が前向きに働ける会社にしていきたいですね。
プロフィール
- 吉村 拓巳
- 証券会社を経て、2023年に入社。給与関連の業務を行うほか、マネージャーとして、人事部の統括や制度の刷新を担う。
- 金森 和子
- 1998年に、新卒の薬剤師として入社。店舗勤務、エリアマネージャーを経て、現在は採用活動や研修全般を担当している。